「もう買いたいモノがない」日本人の消費のリアル
2022年を迎え、興味の1つは「子育て世帯への臨時特別給付」、いわゆる18歳以下の子どもへの10万円の給付についてだ。
当初からバラマキじゃないのかとか、現金か、いやクーポンのほうが確実に消費されるはずだとか、年収制限はどうするんだとか、当事者も外野も持論を繰り広げたのはご存じのとおり。中でも、「現金5万円+クーポン5万円セット」と、「全額現金」のどちらが消費促進効果が高いのかについては、いろんな方がいろんなことを述べている。
■買いたいモノがない?
しかし、キモはそのことではない。
そもそも、お金をもらっても消費しないで貯蓄する人が多いのだ。
給付金だけでなく、ボーナスの主な使い先は貯蓄だし、前回の特別定額給付金もそれに多く回ったと言われている。現金ではダメでクーポンならいいという話ではなく、われわれに「お金を出して買いたいモノ」がないのが、根本の問題でないのか。消費したくなる「モノ」「感情」をかきたてないと、いくらお金をバラまいても無意味ではないかと考えるわけだ。いったい、われわれは何が欲しいのだろうか?
筆者はバブルの大量消費時代もかろうじて覚えがあるので、逆にZ世代やミレニアム世代に会うと、「何にお金を使っているのか」と必ず聞く。最も多く返ってくるのは「さあ……?」と首をひねる反応だ。
使っていないわけではない。コロナ禍で激減はしたが、その前は友人との飲食や他愛のない買い物をしたり、今なら動画の配信サービスやマンガや雑誌の読み放題アプリなど月額課金にも使っている。しかし、「お金があったらこれが欲しい」という実態のある「モノ」の名前はあまり出てこない。「不動産が欲しい」という若者は割といるが、それは所有というより投資目的や老後の備えとしてだ。
「所有すること=豊かである」と感じない人が増えていく日本で、お金を渡しても経済効果、ましてや経済成長はあるのだろうか。
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引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3543bc480cb69f8b53b82a125ebb3b5e36ceb244
≪ネットの民のつぶやき≫
本当に「買いたいものがない」んだろうか?
俺、車も買い替えたい。スマホも替えたい。服も買いたい。時にはステーキも食いたい。
欲しいものだらけなんだが?
「買いたいモノが無い」ではなく「買ったところで、自分が苦しくなるなら買わない方が良い」が正解。つまり、この国には経済的に良くなる希望が持てないということである
年を取ると消費意欲は減る。欲しいものがない、その通り。若い頃は新しい車やバイクがでたらワクワクしたり、雑誌を読んで色々情報を仕入れて楽しんでもいたが、今は雑誌も読まなくなった
給付金が毎月続くなら違ってくるでしょうね
この先収入が増えていく時代じゃないし 年金がもらえるのも遅いし お金に不安を感じるから貯金するのです。昔みたいにどんどん収入が増えて将来の心配が少ないのなら いろんなものを買うでしょう
年寄りになると買いたいものが減る傾向にある(仮説1)
日本全体で人口に占める年寄りの割合が増えている(事実1)
仮説1+事実1=「もう買いたいモノがない」日本人の消費のリアル
貯蓄に回すお金なんかないですよ!毎月、カツカツの生活。余程裕福なんでしょうね
単に貧しいからモノやサービスが買えないだけ
貯蓄に回すのは将来が不安だから
将来の収入が絶対的に約束されれば、消費にカネを回す
試しに5000万くらい与えたら、
一気に車や家、最新家電、海外旅行に飛びつくよ
嘘付いたらいけませんよ。
買いたくても買えないんだよ。