「いま賃貸派の人はラッキー」これからはマイホームを持たない人が勝ち組になる
持ち家か、賃貸か。住まい選びでは何度も議論されているテーマだ。経済ジャーナリストの荻原博子さんは「持ち家の呪縛から自由になる日は近い。これからはマイホームは持たない人が人生の勝ち組になるだろう」という――。
■人生をエンジョイするための家の選び方
もし、現在40~50代で、家族がいるのに、未だに賃貸に住んでいることが恥ずかしいと思っている人がいたら、今日から大きく胸を張ってください。私は「持たないことは不幸ではない」と思います。
空き家の急増が広く知られるようになり、誰も住まずに朽ちていく家が問題となっています。
総務省統計局の「平成30年 住宅・土地統計調査」によると、全国の空き家比率は昭和末期の1988年には9.4%でしたが、2018年には13.6%と約1.5倍に増えています。居住者のいない住宅が、約900万戸もあるのです(同調査は5年ごとに実施)。
考えてみれば、一人っ子と一人っ子が結婚し、マイホームを買ってしまったら、双方の親の家2軒が余ります。今の親は地方から都心に上京し、都心で結婚をして家族を築いているため、その子どもたちの実家は都心となり、その実家があと数十年後には空き家になってしまう可能性があります。
東京都でさえ空き家率10.6%ですから、これからの日本は、都心でさえ空き家が増えるのは間違いありません。
さらに、空き家の内訳を見ると、半分以上が賃貸用の住宅です。どうりでアパートの空室が目立つわけで、借り主から見れば“よりどりみどり”の状態になるかもしれません。
しかも、勤める会社にずっと通い続けられるかどうか、わからない時代になってきています。マイホームを持ってしまったらその場所から身動きができませんが、賃貸住宅なら子育て中は都心で家賃の安いところを渡り歩き、年齢を重ねるにつれ広々とした家に住める郊外や、空気がきれいな田舎暮らしなど好きな場所に引っ越せるので、人生をエンジョイできると思います。
<中略>
■今、賃貸派の人はラッキー。
一生賃貸というと、「高齢になると、家を貸してもらえない」と心配する人がいますが、高齢になると住みやすい老人ホームに移ったり、介護施設でお世話になる人が多いです。
もし、そうしたところに行かないにしても、賃貸経営は、空室が最大の恐怖。貸したいと思う若者は人口減少で少なくなるのですから、高齢者にも家を貸さなければ経営が成り立たなくなります。
高齢者向け施設も20年もたてば今のシステムではないはず。「おひとりさま」ならぬ、人生100年時代の遊び好きで体力のあり余った「おひとり老人」が街中を闊歩(かっぽ)するのですから、80~100歳が共存共栄できる、超進化系のシェアハウスのような形態が登場するかもしれません。
ただ、「一生、家賃を払い続けていけるかどうか心配」という人もいます。確かに、年金暮らしで家賃を払うのは大変かもしれませんが、マンションを持っている人も、管理費や修繕積立金、固定資産税は一生払っていきます。一軒家もいつかどこかにガタがきて、リフォームが必要になるでしょう。
日本はセーフティーネットが充実しているので、資産がなければ公営アパートという手もあり、老人でも借りやすいUR賃貸住宅も、空室が増えていくのが目に見えているので、更新料なしで借り放題です。
持ち家の呪縛から自由になる日は近いです。今、賃貸派の人は、住宅に関しては心配するどころか、ラッキーな状況となりそうです。
記事の続きは
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c4aab0084226e9b3fdb69b905a44f16d298e8b6a
≪ネットの民のつぶやき≫
定住・安定を求めるなら買った方がいいのかもしれないし、
その時その時で生活スタイルを変えるとか、市域のしがらみを持ちたくないとかなら、賃貸にして都度引っ越せばいいし。
その人・家族がどういう生活をしたいかで、
賃貸がいいのか購入がいいのかは変わってくると思う。
私はまだローンがたっぷり残っているが、引っ越したい。。。。
その人のライフスタイルによると思う。しかし、駅から遠い持ち家はこの先、売るにも売れない。資産価値が低くなると思う
買おうと思えば家くらいいつでも買える
みたいな資産状況であれば、持ち家派とか賃貸派みたいな区分はどうでも良くなる
会社経営で家賃を経費で落している人が勝ちです。車は社用車のベントレーでリース会計の恩恵を受け 毎日 食事は交際費や福利厚生で決済し、贅沢三昧している人が勝ちです
じぶんも随分前に一生賃貸で行くと決めた。最大の理由が、身軽だという点。
例えば35歳で家やマンションを買って、その先一生そこに住むという将来の前提が立たないと思ったから。
しかも徐々に老朽化する自宅など、とくだんの需要が無い限りはいずれ二束三文
価値観の問題だと思います。
人には所有欲がある人無い人がいて、リスキーでも買って所有したいものがあります。
家然り、車然り。
自分は、30歳くらいで身の程の物件を買うのが良いのではと思う派です
賃貸が勝ち組と言われて、素直に受け取れるマイホーム購入者はいないと思う
年金生活になっても家賃があるってかなりキツいと思うけどね
今家を持ってる人や今後持ちたい人の否定的なコメントが盲目的過ぎて。
自分が正しいと信じたいのはわかるが賃貸の方が今後有利なのは目に見えている
要は贅沢言わなければ好きなときに精々数百万で中古一軒家が手に入る時代になるのだから若いうちに焦って買うことはない、ということ。その分投資にでも回しておけばいい
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