日本とはまるで違う…物価が上がり続けているアメリカの「豪快な節約術」
日本ではガソリン、タバコ、食品などの価格が上昇しており、人々の間で危機感が日々募っている。
アメリカでもパンデミック以降、ガソリン価格や食品価格など、さらなるインフレが加速している。値上がり率は比較しないとほとんど気づかないこともあるが、それでも数年前と比べると価格高騰は一目瞭然だ。
また、10日に労働省より発表された10月の消費者物価指数(CPI)が、31年ぶりに高値に達したことが報じられた。
住宅費の高騰も例外ではない。米メディアによると、今年の住宅価格は昨年と比べて13.2%上昇したことが伝えられた。家賃(全米の中央値)も昨年5月と比べて5.4%上昇し、一般的な全米の家賃価格は月1747ドル(約19万2000円)になっている。カリフォルニアなど15%上昇した州もあるそうだ。
地域によっては、映画『ノマドランド』さながらに車上生活や路上生活を送り、食料品の買い物は公的扶助のフードスタンプ(補助的栄養支援プログラム)を利用したり、飲食店の売れ残りを寄付してもらって飢えをしのぐ人も、パンデミック以降増えている。
例にもれず、筆者の家賃も毎年上がり続けている。市民は物価上昇のニュースを聞きながら戦々恐々と生きている状態だ。
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ただし、アメリカでは給与も上がり続けている。
例えばニューヨーク市では2018年、最低賃金が13ドル(約1430円)から2ドルアップし、15ドル(約1650円)に引き上げられた。従業員が10人以下の小さな事業体でも13.5ドル、その翌年の19年には同様に15ドルまで上がった。
つい最近も、米スターバックスとコストコが従業員の昇給を発表した。スタバは就労開始時の賃金を時給15ドル(バリスタは来夏、~23ドル)に引き上げる予定だ。コストコは最低賃金を時給17ドル(約1870円)に引き上げた。
コストコの最低賃金は2月、16ドル(約1760円)になったばかりだった。これらはあくまでも「最低ライン」であり、NPRの報道では、コストコの多くの従業員はすでに時給25ドル以上で働いているという。
とは言え、このような太っ腹な企業ばかりでもない。そして人件費アップは通常、価格やサービスの値上げを伴うことで成立する。つまり、しわ寄せは消費者にくることが多いのだ。
昇給のニュースを聞いて「また値段が上がるのか」と思った消費者は少なくないだろう。
このように毎年物価が上がり続けているアメリカで、人々はどのように暮らしているのか。節約しないで生きていけるのか。そんな疑問を節約好きの日本の友人から尋ねられたので、今回あらためて取材してみた。
まずスーパーでは、女性(多くは主婦)がチラシをチェックしながら、お買い得品を狙っている姿を見かけることはある。新聞などにはオールドスクールなクーポンの挟み込みなどが、21世紀になった今でも存在する。
ただし、昔からアメリカ人は「有り金をはたき、貯金をしない」と言われてきた。
もちろん気質や国民性の大雑把な描写であり、すべての人に当てはまることではなく、日本と単純比較もできないが、それでも日本人と比べると細かい節約をしている人は多くないかもしれない。
例えば、毎日使う車のガソリン代を浮かすために、少しでも安いところで給油をしようと回り道をすることはアメリカでもあるかもしれない。
ただし、それはあくまで一部で、“Yes or No”の豪快な国民性が関係してか、節約術に細かさはなく、どちらかと言うと料金が高いものを“ブルドーザーで一掃するよう”に節約している印象だ。
「ブルドーザー式節約術って何?」と思うだろう。早速解説しよう。
“一掃される”ニューヨークで物価が高いものの代表格と言えば、(1)家賃・不動産・土地、(2)外食費、(3)人の労力を伴うサービス料、(4)税金である。
生活費の多く占めるこれらにお金をかけなければ、細々と小銭貯金をしたり、こまめに電気を消すことに神経を尖らせたり、クーポン利用やポイ活をしなくても、かなり節約できる。いくつか具体例をあげよう。
■住宅はルームシェア。時には3~4人と共同生活
ニューヨークでは、狭くてそれほど日当たりのよくない家でも、中心地なら1ベッドルームで家賃2000ドル(22万円)~3000ドル(33万円)、物件によってはもっとする。 よって、大学生や学生ローンを返済しているような就職したての若者で、一人暮らしをしている人はそれほど多くはない。
例えば、大きなタウンハウスをルームメイト3~4人とシェアすると、1人につき家賃は1000ドル(11万円)前後に抑えられる。つまり、シェアをすればそれだけで毎月1000ドル以上の節約が可能になるというわけだ。
また夫婦や家族が住んでいる住宅で、1~2部屋をルームメイトに貸し出すケースもよくある。この場合も月に10万円以上は節約できる。
■外食を徹底的にしない
都市部ではとにかく外食費がべらぼうに高い。ニューヨークではラーメン1杯20ドル(2200円)、ステーキディナーなら1人最低100ドル(1万1000円、お酒の量によってはそれ以上)がデフォルトだ。
これも裏を返せば、外食をしなければそれだけ節約できるということになる。筆者の周りで節制している学生などは、外食を“徹底的に”避ける傾向にある。
筆者は移住して間もないころ、ルームメイトなどを観察しながら、彼らの「交際費の節約術」について目から鱗だった。
節約したいが、夜、恋人や友人とデートやナイトライフも楽しみたい時、夕食を自炊し家で食べ終え(もしくは1ドルピザで空腹を満たし)、バーに繰り出し1~2杯飲んでさっと帰るというものだ。
これだとバーでの支払いはチップや税金なども入れて2人100ドル(1万1000円)以内に抑えられる。バーも決して安くはないため、だらだら飲みはなく当然飲む量は適量となる。
その他、衣類や小物は、古着屋やサルベーションアーミー(慈善事業の中古店)、サンプルセールを利用する若者も多い。都市部にはファッションやアパレル関係者も多いため、良質な年代ものの古着やブランド物が驚くほどの廉価で売られていることもある。
記事の続きは
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ac68a77a469f7e1024ea948806f8fb7deee89557
≪ネットの民のつぶやき≫
ロサンゼルス在住ですが、家賃22万円のワンベッドルームに住んでますと日本にいる人に言うと「タワマンですか?」と必ず聞かれるけど、単なる独身者向けの“アパート”です。
これよりコストを抑えようとするとまさにルームシェアかもしくは治安の悪いエリアに住むしかありません。異常です
高校時代はアメリカにいたんだけどあの時は物価安かったな。ニューヨークでも普通に安かった。地方に住んでたから更に安かった。今から20年ちょっと前だけど。今なんか物価高過ぎてビックリだよ。日本は特に変わらないけど
日本は政府も会社経営陣も本当にケチなんだよ。
アメリカにケチは居ない。ケチってたら、良い人材は直ぐにライバルへ逃げて行ってしまう。下手すると海外へ取られてしまう。
日本は、基本日本語しか喋れない通じないから、海外へは逃げないだろうと高を括っている
フロリダ在住です。
実際コストオブリビングは日本にがいいですよ。
いいものが安く買えると思います。外食は日本はコンビニのお弁当でも美味しい、アメリカはその辺おチェーンファミリーレストランに家族で行けば万行くけど美味しいと思ったことはない不味さ。(まあアメリカ人には美味しいのかもしれませんが)
日本の方が貧困になる確率が低いように感じます
好んで白人の男性と付き合う女性は、そういう雰囲気がしっかり身につく。見ればすぐに分かる。東北地方ならば浮いた感じだっただろう
日本にも風呂無しのやすいアパートに住んで月額の安いジムの会員になってそこでシャワーを浴びるって人がいる
日本も物価上がってるし、なんなら給料下がってる
日本は後進国です
アジアでも最低レベルです
韓国にも抜かれ
台湾にも抜かれ
タイにも抜かれ
どんどん衰退していくばかり
全て政治家のせいです
そして
その政治家を選んだ国民のせい
日本もアメリカのように、物価が上がり、賃金が上がれば年金受給者は全滅だな
日本は物価が安いから海外の観光客だらけ。そのうち日本人は海外に出稼ぎにいくしかなくなるだろうな
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