まさか…「ビール190円」看板に秘められた、とんでもない事実
「一杯飲んで帰りたいな」と街をふらついて、何気なく飲食店に入った経験はありますか。……もしかしたら、その「何気ない気持ち」、看板の“不思議なパワー”に魅了されてしまったのかもしれません。看板製作会社「有限会社オチスタジオ」の代表・越智一治氏が解説していきます。
看板活用の一例として、駅前に店を構えている居酒屋を考えてみます。店主は「仕事帰りの新規のお客さんに立ち寄ってほしい」と思っています。これが、店主がお客さんに期待するActionです。 駅から店までの距離は数百mで、周囲には競合店が何店舗かあります。この場合の看板活用は、次のような戦略が考えられます。
■Attention(注意)
夕刻になると、会社帰りの人たちが駅から続々と出てきます。そのなかには、「どこかで一杯飲んで帰ろうかな」と考えている人もたくさんいます。飛び込みで店に入ろうと思っているお客さんが入店する店の候補は、お客さんが認識できる店に限られます。 路地裏においしい店があっても、お客さんがその店の存在を知らなければ入店することはありません。表通りに店があっても、居酒屋と分からなければ通り過ぎてしまいます。そのため、店側の看板戦略として、まずは店の存在を認知してもらう必要があります。ここで使えるのが、駅から通りを見通したときに目に入る袖看板や自立看板です。
■Interest(関心)
袖看板などを見て「あそこに居酒屋があるな」と気づいたお客さんは、次に店に近て、どんな店か確認します。店前に立つお客さんは、安く飲めるか、つまみはおいしいか、落ちついた雰囲気か、きれいな店か、といったことを考えるでしょう。 そのような疑問に答えるため、店側は「どんな店」で「何を提供している店」なのかが分かる看板が必要です。 「立ち呑み」「海鮮居酒屋」などと書いた平看板で店の業態を伝えることができますし、「海鮮居酒屋」であればアルミの看板ではなく木の看板を使うことで、よりおいしそうな印象を与えることができます。
■Desire(欲求)
お客さんが「良さそうな店だ」と思ったら、入店に誘導するもう一押しが必要です。その役割を担うのがメニューなどを書いたスタンド看板や、のぼり旗などの中・小型看板です。ニーズを喚起すれば欲求は掻き立てられます。 「安く飲みたい」と思っている人には「ビール190円」が刺さるでしょうし、おいしいものを食べたいと思っている人には「産地直送」「とれたて」「名物」といった言葉が刺さると考えられます。
■Memory(記憶)
お客さんの「飲みたい」欲求を掻き立てれば、入店に至る確率はかなり高いといえます。ただし、お客さん側の事情として、手持ちのお金が足りない、用事がある、時間がないといった理由があり、その日に入店できないこともあります。 そのような場合は、次のタイミングで確実に入店してもらう施策が必要です。お客さんが次に店前を通ったときに「今日こそ、ここで飲んでいこう」と思い出してもらうことが大事ですので、看板戦略としては、思い出してもらいやすく、次の機会まで記憶に残るようなデザインやコピーを考えることが重要です。
■Action(行動)
お客さんが入店してくれれば、「仕事帰りのお客さんに立ち寄ってほしい」という店主の目的は達成です。次の目的として、リピートしてほしい、たくさん飲んでほしい、友人に広めてほしいといったことが考えられます。 お客さんが「また来よう」「次はゆっくり飲もう」「友人を誘って来てみよう」と思ってくれるように、店内の居心地をよくしたり、利便性を高めたりといったことが、Actionまで到達した際の次の取り組みになるでしょう。
■看板が動線を作り出す
AIDMA(Attention、Interest、Desire、Memory、Action)を踏まえる看板戦略は、簡単に言えば、集客したいお客さんの動線を作り、誘導することです。
お客さんは、「何気なく看板が目に入った」「だから、ちょっと飲んでいこうと決めた」と思うかもしれません。 しかし、看板を出す側から見れば、看板がお客さんの目に留まったことも、そこから店前、店内に誘導したことも、すべて計算で成り立っています。周知、認知、来店、入店という動線を作るために、戦略的に看板を置き、見せているわけです。
ここでは居酒屋を例に挙げましたが、AIDMAを踏まえた動線作りは、業種、業態、店や会社の規模が変わっても流用できます。メガネ店であれば、大型や中型の看板でメガネ店の存在を周知しておくことにより、「メガネが壊れた」「すぐに直したい」という状態になった人に「そういえば駅前にメガネ店があったな」と想起してもらえます。 美容院も同様に、常日頃からおしゃれなファサードを見せておくことで「そろそろ髪が伸びたなあ」と感じている人を引き付けられます。店前のスタンド看板で料金表やカットメニューなどを見せることで、「この店なら安心して切ってもらえそうだ」と感じさせ、入店を促すことができます。大型店舗やチェーン店は、大きな街道沿いや駅のホームなどに目立つ看板を出しているケースがよく見られます。
これもAIDMAのAttentionに当たる戦略で、車を運転する人や電車で通勤する人に認知され、集客に結び付いています。
記事の続きは
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1f741afc3f0f9fa76dbb5f796c6f300e30d5653d
≪ネットの民のつぶやき≫
とんでもない事実はどこにも書かれてないんだけど。
さすがにレベルが低すぎないですか、この記事
看板見て入ってみたらガッカリな店だった
と同じような気分
記事のタイトル見て読んでみたら
残念な内容でガッカリ
これも計算なのかw
「とんでもない事実」という看板で呼んでおいて、それをどこにも書かないというとんでもない事実
「とんでもない事実」というとんでもないタイトル詐欺も、この記事を読ませるために計算ずくされた誘導ですか?
マーケティングでは常識のAIDMAの法則をわかりやすく説明されていて、とても参考になりました。
顧客導線を引き、それが功を奏するのは、お店はもちろん、お客様にとっても良いことでしょう
全然とんでもなくなかった
とんでもない、が、どこにもない
何が言いたいんだ?
とんでもない事実を教えてくれよ
AIDMAって言いたいだけやん!(笑)
オチが無いよ
越智さんw