コアラはペイペイ証券を使ってアメリカ株だけでなく日本株への投資も始めました。
米国株はバフェット太郎さんのおすすめ10種をメインに高配当ETFを加えた安定ポートフォリオです。そこへミックススパイスとして2021年10月より日本の商社株4社と日経225への投資(米国株同様に毎月定額の1000円ずつ)も始めます。
今回はそんな日本のETFと商社株について少し語ってみます。
\1000円からあの株が買える/
日本の総合商社4社へ投資するぞっ
「ラーメンからロケットまで」と表現されるほど、商社の事業領域は多岐にわたっています。
日本のコングロマリット(異業種の会社まで合併などで吸収し、多種類の事業を営む大企業。複合企業。)企業は広い意味での卸売業で、日本特有の形態とされており海外でも「Sogo shosha」と呼ばれています。
このように商社は幅広い事業を展開しており、その多様性こそが「総合」商社といわれる所以でしょう。
コアラが投資するのは「伊藤忠商事」「三菱商事」「住友商事」「三井物産」の4社です。各企業の特徴や得意分野を軽くご紹介します。
伊藤忠商事
非財閥系大手商社で業績好調な『伊藤忠商事』は繊維や食料品など「非資源分野に強み」を持っています。
2014年度には「非資源No.1商社」を達成。ファッションだと「ポール・スミス」「コンバース」、飲食だとバナナの「ドール」「エビアン」「ファミリーマート」などで、いずれも聞きなじみのある商品を取り扱っています。民間初の人工衛星打ち上げを行うなどスピード感のあるビジネスが特徴です。
かたいことは置いといて超要約すると、
非財閥系大手商社で非資源分野に強みをもった商社です
三菱商事
『三菱商事』はバランス型事業経営を行っており、電力や自動車、食品産業など、幅広い事業に強みを持ち、その「事業ポートフォリオのバランスの良さ」が特徴です。
「海外でも、MITSUBISHIの名を出すだけでプロジェクトが有利に進むことも多くある」と話す社員もいるほど。
圧倒的な安定感で総合商社No.1の座を堅持してきた三菱商事ですが、近年は純利益No.1の座を伊藤忠商事に明け渡しました。しかしその存在感と事業の安定性は商社の中でも群を抜います。
かたいことは置いといて超要約すると、
幅広い事業展開で事業ポートフォリオのバランスの良さに強みをもった商社です
三井物産
『三井物産』は伊藤忠商事とは反対に「金属資源」に強みを持っています。
しかし、資源分野は資源価格の影響をダイレクトに受けてしまう市況産業であるというデメリットがあります。近年は食糧や消費財の製造・販売および売買や医療・ヘルスケア関連事業を擁している「生活産業」「化学品分野」などの非資源分野への進出もすすんでいます。
かたいことは置いといて超要約すると、
近年徐々に幅広く事業を展開をしており、特に金属資源に強みをもった商社です
住友商事
「石橋をたたいて渡らない」ほどリスクに慎重だといわれている『住友商事』は「メディア領域」に強みを持つ会社です。
近年はデジタル領域にも注力しており、国内のスタートアップ企業などへの投資も積極化。その好業績の流れに乗り、新規事業へ前のめりな姿勢を見せています。建設機械や航空機のリースも、国内の総合商社で最大の規模を誇っています
かたいことは置いといて超要約すると、
近年は積極的に事業展開を行うメディア領域に強みをもった商社です
日経225連動型ETF(上場投資信託)
日経225とは株式会社日本経済新聞社が発表している株価指数で、東京証券取引所第一部上場銘柄のうち株式市場を代表する225銘柄を対象に算出されています。
構成される225社は日経新聞社によって通常毎年1回10月始めに構成銘柄の見直され、現在の上位構成銘柄はこちらとなっています。
ファーストリテイリング | 11.15% |
---|---|
ソフトバンクグループ | 6.56% |
東京エレクトロン | 5.95% |
ファナック | 3.20% |
ダイキン工業 | 2.73% |
KDDI | 2.72% |
アドバンテスト | 2.35% |
信越化学工業 | 2.31% |
エムスリー | 2.19% |
テルモ | 2.03% |
記事執筆時 2021.10
日経225の銘柄のうち上位5銘柄で約30%、10銘柄で約40%を占めています。
TOPIXは日本の上場企業全体に投資する商品ですが『日経225』は日本の株式市場の大きな動きを把握する代表的な指標となっています。
まとめ
米国株はオールドエコノミーを中心に投資をしているコアラですが、日本株も無難に商社株を買っていきます。(あとついでに「日経225ETF」←そんなに重要視してない笑)
本当は「丸紅」も含めた5大商社に投資をしたかったのですが、ペイペイ証券には取り扱いがありませんでした。ですが、本当に強い商社は3社だと思っていて「伊藤忠商事」「三菱商事」「三井物産」だけでも十分だと思います。
証券口座の開設は最初だけ手間ですが、一度解説してしまえば一生モノの宝物になること間違いなし。さらに『つみたてNISA』制度を使えば20年は利益に税金がかからないので、まだ投資していない人は今すぐやるべきだとコアラは思います(愛情)。
\投資は早ければ早いほどいいぞっ/