職ナシ、金ナシの元アイドルが赤の他人のおっさんと住んで3年…同居最後の日に起こったこと
元アイドルであり、現在はライターや作家として精力的に活動する大木亜希子さん。2018年の5月、会社員だった大木さんは会社に行けなくなり、やむなく休職。みかねた姉からの提案で、
独り暮らしをする56歳の男性サラリーマン・ササポンさんとの一つ屋根の下での“共同生活”がはじまった。
その様子とエピソードを綴った『 人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした 』(祥伝社)が大ヒット。過度に干渉しないササポンさんとの時間によって大木さんが自分を取り戻す日々は多くの共感を呼び、この7月には『 つんドル!~人生に詰んだ元アイドルの事情~ 』としてコミックにもなった。
一方で、その生活は当初からササポンさんが定年退職するまでという「期間限定」のものだった。そうして訪れた、ササポンハウスでの最後の日――。
◆◆◆ 「それでは、ササポンこの辺で」
全ての荷物を積み終えると、私は作業を手伝ってくれた彼に礼を言った。ササポンは「じゃ、お疲れさん」と呟くと、さっさと玄関口に戻っていく。3年間に及ぶ共同生活が最後の日であろうと、しんみりとした空気感は一切滲ませない。彼らしい、見事な別れ方だと思った。
「あの、今日が一応、最後の日なんで。良かったらコレ読んで下さい」
私は彼のあとを追いかけて、1通の手紙を差し出す。それは、これまでの同居生活について感謝の言葉を綴ったものだった。
ササポンは「ありがとう」と言うと、ズボンのポケットにそれを仕舞う。私からの手紙を喜ぶわけでもなければ、雑に扱うわけでもない。その姿は清々しいほど一貫していた。
引っ越し業者のトラックが出発する。私も業者の後を追って、早く新居に向かわなければならない。歩き出す瞬間、思い立ってもう一度、彼のほうを振り向いて叫ぶ。
「ササポン! 私、一緒に暮らすことが出来て、本当に幸せでした」
すると彼は、くるりと私のほうを振り向いてわずかに微笑んだ。
「あら、そう。それなら良かったけど」
一瞬だけ目が合うと、次の瞬間、扉が完全に閉まる。
これでもう本当に、我々の生活は終わってしまった。
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引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/22817c060b570c33c217a6338394a5f51633f9c8
≪ネットの民のつぶやき≫
ササポン本当にいい人でよかったですね。保護者みたいに支えてくれる人は稀有だけれど、心が弱ったときはさりげない優しさが一番しみる。一度ササポンに会ってみたいと思ってしまった
筆者が言ってる「心地よい距離感」て難しいんだよね。家族や友人でも同居してる鬱状態になった人間を“こちら側”に呼び戻すってなかなかできない
途中何度もササポンさんと どうかなるのではとドキドキしつつ 最後まで紳士なササポンさんに安堵しながら 自分の心は汚れてるなと感じてしまった
ササポンさん、妖精の類とかなのでは?
嘘くせー話だなオイ。
いくら定年間際のオッサンとはいえドスケベ元アイドルでムッチムチに熟した女と共同生活させるかよ。
姉が話持ってくる時点で嘘だろ
まぁ性欲が落ちて達観したおじさんでよかったよ
普通なら手を出すヒトも多いから
おじさん構文なる主に水商売の女性に対しての気持ち悪いおじさんの関わり方をよく見るけど、この人くらいの距離感を保てるおじさんも居るんだなぁ…と、上から目線だけど感心した
この男性は9割9分オネエだと思うので大丈夫ですが、普通の50代男性なら100%身体を求めてくると思いますよ。70.80でも性欲が衰えない男性は多いですから、甘くみすぎると…
映画にできそうな話だね
実写化はよ