優良高配当株を見つける5指標

【保存版】危険なワナ銘柄をよけろ!「安心な高配当株」を探す方法

高配当株を探す、簡単なようで難しいこの問題について考えてみたいと思います。

各証券会社の提供しているスクリーニングツールで配当が高い順から並べて、そこからピックアップしている人もいると思いますが、それだけでは安心できません。

その時だけの「会社設立〇〇年の記念配当」であったり、たまたま業績が良くて株主へ一時還元した「ボーナス配当」かもしれません。

それだけならまだしも、本来は業績が悪化しているのに株主を引き止めるためだったり、配当に釣られてやってくる初心者の「カモ投資家」を集めるためだったり。

なので、高配当投資家としては『この企業は安心して投資できて、長期間配当を出してくれる企業なのか』を見極める必要があります。

そこで、実際にコアラがやっている方法を教えていくよー。ここだけ見ておけば安心ってやつ

これだけ見よう5つのポイント

企業を健全性を見るためには色々と指標はありますが、この5つを見ておけば安心です。

  1. 配当が3.75%以上
  2. 営業利益率10%以上
  3. 自己資本比率が50%以上
  4. ROE8%以上
  5. 総還元性向が40%未満

めんどくさければ丸覚えしてね

①:配当が3.75%以上

税引後の利回りが3%は欲しいため

②:営業利益率10%以上

売上に対しての営業利益が10%はないと配当原資ないよねってハナシ

③:自己資本比率が50%以上

この率が高ければ高いほど潰れにくいよ

④:ROE8%以上

外国人投資家は日本の上場企業に対してROE8%以上を求めている

ROEとは自己資本利益率のこと

Return On Equityの略。企業の自己資本(株主資本)に対する当期純利益の割合。 計算式はROE=当期純利益÷自己資本。

⑤:総還元性向が40%未満

総還元性向が50%なら利益の半分、100%なら全部を株主に還元するということ。100%利益の還元はありがたいけど、会社に利益残しておかなくて大丈夫なの?

最高でも50%程度にしてほしい

+α、ここも見れたらいいねって指標

5つ指標にプラスアルファとして以下の5つも頭の片隅に置いてくれたら鬼に金棒かなと思います。

・売上高が安定している
・EPSも右肩上がり
・一株配当が右肩上がり
・現金比率高め(借入金に対して30%以上)
・その業界でナンバーワンの企業orトップシェア(もっと言えば世界トップシェアだとなお良し!)

世界トップシェアの日本企業はたくさんあって、一例を挙げると

三菱ケミカル、ブリヂストン、昭和電工、東芝、日立、パナソニック、三菱電機、住友電工、ホンダ、キヤノン、日本電産、東レ、HOYA、ファナック、JUKI、ソニー

などがあります。

ここまで見れたらあとは投資をしてみよう!

まとめ

コアラが見ているのは単純にこの5つ

  1. 配当が3.75%以上
  2. 営業利益率10%以上
  3. 自己資本比率が50%以上
  4. ROE8%以上
  5. 総還元性向が40%未満

と、余裕があればの+αの指標5つ(合計10指標)のみ。

優良高配当株を探すには企業分析は必須です。

この簡単な指標だけでもコアラはいいポートフォリオを構築し、日本株からの年間配当80万円弱、さらには投資元本から+30%となっています。

これらを参考にして自分なりの高配当ポートフォリオを組んでみてね

◎無料で使える3つのツール、使用しているサイトはこちらの記事も参考にどうぞ。

【全部無料】高配当株を探すのに欠かせない便利ツール3選コアラが優良高配当株を探すために使っている3つの役立つツール紹介です。 2つはネットから、1つは証券会社のツールからとなりますが、いず...

◎米国のオールドエコノミー株(総じて高配当)にも投資しています。

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