コアラはPayPay証券を使って米国株高配当ETFの『VYM(バンガード・ハイディビデンド・イールドETF)』に毎月一回1000円づつ継続投資をしています。
本来の高配当の株やETF(上場投資信託のこと)への投資は株価が下がったときにまとめた資金を入れる方が資金効率がいいのですが、コアラは投資タイミングを計るのがヘタクソなため毎月一回定期的に購入しています。
高配当ETFと言えば、SPYD、VYM、HDV。その中の一つ『VYM』について実際にコアラがなぜ『VYM』というETFを買っているのかについて解説していきます。
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そもそも『VYM』ってどんな株なの?
『VYM』とはバンガード・ハイディビデンド・イールドETF(正式名称:Vanguard High Dividend Yield ETF )が正式な日本での名前です。
連動対象の指数は「FTSEハイディビデンド・イールド指数」で、同等の成果を目指すETFです。毎月配当があるがあるのが最大の特徴で、毎月定期的に配当があることで資産の管理がしやすくなります。
コアラの投資している『PFF』や『HYG』などの債券系ETFとは違い、この『VYM』は株式を集めたETF(上場投資信託)です。
『VYM』の素晴らしいところは配当金だけでなく、キャピタルゲイン(株価の値上がり益)も狙えるのが最大の特徴で、なおかつその構成銘柄は安定企業の高配当株が多いです。
『PFF』や『HYG』のように毎月配当がある銘柄ではないですが、今後も経済成長を望める(先進国で唯一の人口増・株主重視の国・イノベーティブな文化)アメリカの高配当の詰め合わせパックなので、これもFIREに適した銘柄だとコアラは思ってます。
そもそも『VYM』の構成銘柄ってなに??
VYMは米国の高配当株の約400銘柄に分散投資しています。
VYMの構成銘柄上位10社は以下の表のとおりです(2021年8月5日現在)。なお、総資産総額に占める上位10社の割合は23.36%となっています。
上位10銘柄 | 構成割合 |
---|---|
JPM:USJPモルガン・チェース・アンド・カンパニー | 3.53% |
JNJ:USジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) | 3.28% |
HD:USホーム・デポ | 2.59% |
PG:USプロクター・アンド・ギャンブル(P&G) | 2.48% |
BAC:USバンク・オブ・アメリカ | 2.35% |
XOM:USエクソンモービル | 2.02% |
CMCSA:USコムキャスト | 1.96% |
VZ:USベライゾン・コミュニケーションズ | 1.75% |
INTC:USインテル | 1.71% |
CSCO:USシスコシステムズ | 1.69% |
つまり、かたいことは置いといてVYMを超要約すると、
VYMとはアメリカの市場平均よりも高配当な銘柄を400集めて詰め合わせパックにしちゃった商品です
コアラが「バフェット太郎さん」に従い個別投資しているジョンソン&ジョンソンやP&Gなど、不景気になっても業績が落ちにくディフェンシブ(守りに強い)な銘柄が多く含まれています。
また、『VYM』は400もの銘柄に分散投資しており、経費率(信託報酬)は0.06%とハチャメチャに低いので、どんな人にもおススメできる、いや全員が持つべき商品の一つだと思っています。
重要:配当利回りを確認しようじゃないか
VYMを上回る利回りの商品は、PFFやHYGなどある程度リスクを負った債券系のETFならばあります。しかし、キャピタルゲインも狙えるのが株式系のETFの良いところです。株式と債券のリターンならば、株式のほうが債券より圧倒的に良いことは歴史が証明しています。
株価は上昇する傾向にあるのにもかかわらず、毎月配当でチャリンチャリンと自動的に「大人のおこづかい」を手に入れることができるのが『VYM』をもつ最大の醍醐味!
その配当はコロナの金融緩和のせいで2.86%とかなり物足りないです(2021年8月現在)が、まずまずの高配当です。キャピタルゲインも考えれば、投資妙味に尽きる最高の銘柄の一つといえます。
まとめ
コアラみたいな一般投資家は、インカムゲインである「配当利回り」を重視するか、中長期的な資産形成で「トータルリターン」 を重視するか、どちらかの投資法に偏ると思います。
この『VYM』はインカムゲイン(配当)もキャピタルゲイン(株価の値上がり益)の両方を狙える素晴らしい商品です。ポートフォリオの一つに加えてみてはいかが??
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